主婦に人気の在宅ワーク|実際に5年在宅ワークをした働き方と本音

オフィスがあっても「家で働く」、その本音を綴ります。私は会社のオフィスはありますが、私は在宅ワークで仕事をすることがほとんどです。その理由は、「自由だから」だけではありません。家族との時間、自分のペース、仕事の効率…いろんなバランスを考えたとき、自宅で働くという選択が、自分にとって一番しっくりきたのです。在宅ワークと聞くと、通勤がなくて楽そうだったり、時間の使い方が自由で羨ましいと思われがちですが、実際にやってみると、メリット・デメリットはそれぞれあります。この記事では、起業してからも在宅勤務を続ける私のリアルな経験をお伝えします。


目次

技術だけではないスキルの大事さ

在宅ワークをスムーズに続けるうえで大切なのが「スキル」です。ここでいうスキルとは、単なるパソコン操作や専門知識にとどまりません。

技術面:安心して仕事を進める土台

私はWeb制作やコンテンツ運用など、PC一台で完結する業務が多いため、場所にとらわれずに働けるのが強みです。自宅でも、ツールをうまく使えば、外部との連携や納品も問題なく行えます。技術は在宅ワークの「基礎力」。得意分野を持っておくことは、自信にもつながります。在宅ワークで生計を立てたい人は強みになる技術の習得は必須です。

コミュニケーション能力:見えない距離を縮める力

在宅ワークは、チームメンバーとの距離感を自分で縮めていく必要があります。ちょっとした確認や相談も、意識して声をかけないと自然には生まれません。私は、外部スタッフや委託先の方とも日々やり取りがありますが、「これくらい伝えればわかるだろう」と思わず、相手の背景や状況を考えた丁寧な伝え方を心がけています。直接ニュアンスで伝わる対面とは違い、相手に配慮したコミュニケーションを意識することが、信頼関係やチームのスムーズな進行につながります。

自己管理能力:ゆるさと真面目さのバランス

在宅は自分のペースで動ける反面、気を抜けばあっという間に時間が過ぎてしまいます。私は、朝一番に「今日やること」をタスクツールに書き出しています。休憩や終了時間も意識しないと、ついダラダラと夜遅くまでPCに向かってしまうからです。きっちりしすぎず、でも流されすぎず。そんな「ゆるさと真面目さのちょうどいいバランス」を、自分なりに探しながら働いています。


フレキシブルな働き方が可能:育児と仕事のリアルな共存

在宅ワークの大きな魅力は、なんといっても「柔軟な働き方ができること」です。私は子どもがいて2025年今年さらに赤ちゃんが産まれます。上の子供の体調不良のお休み、習い事の送り迎え、なと日々で時間が嵐の様に過ぎ去ります。そんなとき、在宅で働ける環境だから生活が成り立っていると思います。

子育てとの両立に、優しい選択肢

通勤がないぶん、朝に家族との会話が生まれたり、洗濯機を回しながら資料を整える時間が作れたり、生活との距離が近いのが在宅ワークのメリットです。「子どもが忘れ物をしてしまって学校に届けるので、MTGを15分ずらしてもらえると助かる」など、そんなお願いも在宅ワークが浸透しているので、スタッフにも受け入れてもらえるながら仕事をしています。

「いつでも働ける」は「ずっと働いてしまう」ことも

在宅の落とし穴は、「オンとオフの切り替え」が難しいこと。仕事が終わったあとも、目の前にパソコンがあると、つい気になってメールを確認してしまったり。また、子どもが体調を崩した日は、仕事を中断して看病しつつ、夜にその分を取り返そうとすることも少なくありません。そこは夫婦でお互いに配慮をしていき無理をしないこと、自分一人で抱えすぎずが大事です。在宅ワークを長く続けるために必要な工夫です。


実際に在宅勤務を続けて感じたこと

雇われていた時は、仕事は=毎日オフィスに行くことが仕事 と思っていました。でも今は、必要なときだけ行けばいいと考えるようになりました。在宅ワークのほうが集中できる作業も多く、自分にとっては効率的だと実感しています。また、外部スタッフと連携するうえでも、在宅スタイルは相性が良いと感じています。仕事の成果をベースにした信頼関係が築けるので、「時間」や「場所」に縛られず、質の高い協業が可能になりました。

在宅勤務は、自分の「やり方」や「価値観」が自然とにじみ出る働き方。
だからこそ、自分と向き合いながら、日々アップデートしていくことが大切なのだと思います。


最後に:自分らしい働き方の選択肢として

在宅ワークは、「こうしなきゃいけない」から解放される働き方です。毎日オフィスに行かなくても、成果を出すことはできます。自宅にいながら、全国の仲間と仕事を進めることもできる。今は、そんな選択肢がある時代です。もちろん、向き不向きはあります。でも、自分や家族にとってちょうどいい働き方が見つかれば、心も体もぐっと軽くなります。私はこれからも、自分のペースを大事にしながら、技術力とともに、コミュニケーションや自己管理といった「目に見えにくい力」も育てていきたいと思っています。それが、在宅勤務という働き方を、もっと心地よく続けていくためのヒントだと思うのです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次