SEO対策の中でも、検索順位に大きく影響する要素の一つが「被リンク(ひリンク)」です。
被リンクとは、他のサイトから自分のWebサイトへ貼られるリンクのことを指します。これが多く、しかも信頼できるサイトから集まっていると、Googleは「このサイトは信頼できる」と判断し、検索順位を上げる要因となります。
ただし、被リンクは「数」だけでなく「質」が重要です。自分で勝手にリンクを作る「自作自演リンク」や、不自然に増やしたリンクは、Googleからペナルティを受ける可能性もあります。
そこで今回は、Webの知識があまりない方でも取り組める、「ナチュラル(自然な)被リンクを獲得するための4つの方法」をご紹介します。具体的なアイデアも8つ含めていますので、ぜひ参考にしてください。
方法①:まずは「現状把握」からスタートしよう
いきなり被リンクを増やそうとする前に、まずは自社の現状を正しく知ることが大切です。
どのくらいリンクがあるのか? どこからリンクされているのか? を調べるだけで、改善のヒントが見つかります。
自社サイトへのリンクはどれくらいある?
最初に取り組みたいのは、現在どのくらいの被リンクがあるのかを確認することです。
これは無料で使える「Google Search Console(サーチコンソール)」というツールで調べることができます。
Search Consoleにログインし、「リンク」という項目を見ると、自分のサイトがどこからリンクされているかが一覧で表示されます。
これを見ることで、「あ、こんな記事が他の人に紹介されているんだ!」という発見があるかもしれません。
リンク元の「質」も確認しよう
リンクは、ただ数が多ければ良いというわけではありません。
どんなサイトからリンクされているか=“リンク元の信頼性”も非常に重要です。
たとえば、有名なニュースサイトや業界メディアからのリンクは、Googleからの評価が高くなります。一方で、関連性のない低品質なサイトからのリンクは、むしろマイナスになる可能性も。
「どこから、なぜ、リンクされているのか」を知ることで、これからの方向性が見えてきます。
方法②:競合を参考にして、自社の戦略を立てよう
他社の成功事例を知ることは、SEO対策のヒントになります。特に、競合サイトがどこからリンクを獲得しているかを調べると、自社にも応用できるチャンスが見えてきます。
競合サイトはどこからリンクされている?
競合サイトの被リンク状況は、「Ahrefs」や「Ubersuggest」などのSEO分析ツールを使うことで確認できます(一部は無料でも利用可能)。
たとえば、自社と同じ業界の他社が、「業界専門メディア」や「イベントレポート」などで紹介されていたら、それは自社でもチャレンジできるルートかもしれません。
競合がリンクをもらっている理由を分析し、自社もそこに載るには何が必要かを考えることが、ナチュラルなリンク獲得の第一歩です。
業界内のつながりを意識しよう
特定の業界では、Web上でも「情報のネットワーク」が自然に生まれています。
たとえば、美容業界のブログ同士が相互に紹介し合っている、不動産業界の専門サイトが情報交換している、地元企業が地元メディアに掲載されている、 こうした「業界の流れ」にうまく乗ることで、自然にリンクが生まれる環境に身を置けるようになります。
まずは、自社がどんな分野の話題で貢献できるかを考えてみましょう。

方法③:人との関係性を活かしてリンクを増やす
ナチュラルなリンク獲得には、「信頼関係」が重要です。
すでにある人脈やパートナー企業との関係性を活かすことで、自然な形でリンクを得ることができます。
取引先やパートナー企業との連携
例えば、あなたの会社がある企業の商品を使っていたり、共同でプロジェクトをしていたりする場合、その取引先のホームページから紹介してもらうことができます。
「導入事例として紹介させてください」 「取材記事として掲載してもいいですか?」
といった提案をすることで、双方にメリットがある形でリンクが生まれます。
無理にお願いするのではなく、自然な文脈で相互に紹介するのがポイントです。
インタビューや対談企画を行う
業界内の信頼されている人やお客様にインタビューをして、その内容を記事としてWeb上に公開することで、相手のサイトやSNSから紹介してもらえる可能性があります。
「この会社の取材を受けました」「こちらで対談しました」といった自然なリンクがつくことは、Googleからも好意的に評価されます。
方法④:リンクされる価値あるコンテンツを用意する
リンクを貼ってもらうには、「このページは紹介したい!」と思わせるだけの価値あるコンテンツを提供することが前提です。
図表や調査データを用意しよう
検索ユーザーや業界関係者が「引用したくなる」ようなオリジナルの調査やグラフを作成すると、自然にリンクが集まりやすくなります。
たとえば、独自アンケートの集計結果、地域の比較データ、自社の経験をもとにしたノウハウの図解
こうした「一次情報」は、他のメディアでも紹介されやすく、被リンクの発生率も高まります。
リンクをお願いする工夫も大切
「リンクをお願いする」というと、営業っぽく感じるかもしれませんが、丁寧に伝えれば嫌がられることはありません。
たとえば、役立つ記事を公開したあとに、過去に似た内容を扱っていたブログ運営者に対して「この記事、お役に立てそうでしたらぜひご紹介ください」といったメッセージを送ることで、自然な紹介につながるケースもあります。
ポイントは、「相手にとってもメリットのある情報を届けること」。
一方的な売り込みにならないよう注意しましょう。
まとめ:被リンクは「信頼の証」—正しく増やす準備を
被リンクは、検索エンジンにとって「このサイトは他人から評価されている」という信頼のサインです。
しかしそれは、自分で操作するものではなく、“自然に発生するように仕掛ける”ことが大切です
今回ご紹介した4つの方法
✔︎現状を把握し、リンク元の質を確認する
✔︎競合や業界の流れを参考にする
✔︎人脈やパートナーとの関係を活かす
✔︎リンクされやすいコンテンツを作り、丁寧に伝える
これらを丁寧に積み重ねていけば、Googleにもユーザーにも信頼されるWebサイトへと近づいていきます。
「うちのサイトではどこから始めたらいい?」
そんな疑問をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。
状況に合わせて、最適なご提案をいたします。